
どうも、トレーナーのさかもとです。
ブログやツイッターで情報発信をしたり、知識ゼロからトレーナーになる「ペアレントトレーナー養成講座」の運営をしたりしています。
このブログがあなたの学びのきっかけになれば幸いです。
学校の部活動が、学校から地域へ移そうとする動きがあるのをご存知ですか?
学校の部活が変わろうとしています。
日本のスポーツを支えている「部活動」。
しかし、近年は少子化とともに、地域によっては、廃部や部活動の縮小など
学生が意中の部活動に所属出来ないといった問題もあります。
そのため、学外チームに所属し、運動をしている子どもも多くいますよね。
これには、「意中の部活がない」だけでなく、「もっと高いレベルでやりたい」なども含まれますが。
いずれにせよ、学校の部活動に限界があるのは目に見えています。
そんな中、子ども達がスポーツをする機会を確保するための取り組みとして期待されるのが
『地域との連携による部活動運営』です。
今回は、少し難しい問題ですが、平成30年3月にスポーツ庁が策定した
に沿って、書き進めていきます。
学校部活動「3つ」の限界
冒頭述べたものも含みますが、学校部活動の3つの限界について説明します。
- ニーズの多様化
- 生徒数の減少
- 教職員の減少と負担増
です。
何となくイメージできますよね。
それでは、それぞれについて見ていきましょう。
ニーズの多様化
子ども達が取り組みたいスポーツは多様性があります。
種目そのものが多様化する一方、廃部や休部によりその選択肢が減少しています。
また、より高いレベルで記録にチャレンジしたい子もいれば、自分のペースでやりたい子もいるなど、部活動への向き合い方も様々ですよね。
生徒数の減少
ますます進む少子化によって、小中学校では子ども数が減り、学級数・学校数が減少しています。
部員が足りないため、部活動が成り立たなくなり、廃部・休部に追い込まれるケースま少なくありません。
「やりたいスポーツがあるのにその部活動がない」という環境では、子ども達の運動離れが懸念されます。
教員数の減少と負担増
教員数の減少により、部活動を顧問する教員の負担増も問題となっています。
また、専門的に指導出来る教員も少なく、競技経験のないスポーツの顧問を務めざるおえないケースもあります。
学校における部活動とは
そもそも学校における部活動とは
「必ずしも教師が担う必要のない業務」に分類され
学校の働き方改革推進と同時に部活動改革の必要性が掲げられるようになりました。
こういう言い方をすると、少し不満も出そうですが。
ただ、前述した様に、子ども数や教員の負担も含めて、部活動というものの在り方を改めて考える時期に来ているのかなと感じます。
そこで、今後活躍しそうなのが
『総合型地域スポーツクラブ』の存在です。
恥ずかしながら、あまり詳しくしらなくて。
調べたら、意外と自分が住んでいる地域や周辺地域でも、すでに存在しているんですよね。
総合型地域スポーツクラブ
総合型地域スポーツクラブとは、以下の様なものです。
総合型地域スポーツクラブは、人々が、身近な地域でスポ-ツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、子供から高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブです。
我が国における総合型地域スポーツクラブは、平成7年度から育成が開始され、平成29年7月には、創設準備中を含め3,580クラブが育成され、それぞれの地域において、スポーツの振興やスポーツを通じた地域づくりなどに向けた多様な活動を展開し、地域スポーツの担い手としての役割や地域コミュニティの核としての役割を果たしています。
スポーツ庁https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/1371972.htm
私の情報収集やこれに対する興味の問題で、全然知りませんでしたが、すでに3,580ものクラブが!
ただ、これだけの数のクラブがあるにも関わらず、知らない方が多いですよね。
やはり、「認知」を広げる必要があるなと思います。
このブログも、その認知に少しでもお役に立てればと思います。
「3つ」の多様性

総合型とは、3つの多様性だと。
- 多種目
- 多世代
- 多志向
が総合型地域スポーツクラブの運営理念なのかなと。
会費を支払うことて、多世代が多様な志向の中で多様な種目の選択肢ができると。
理想ですよね。
まとめ
今回は、「部活動が学校から地域へ」をテーマに書きました。
そこで注目されているのが、総合型地域スポーツクラブです。
とはいえ、まだまだ認識されているとは言えず、また、これに関わる人材の確保、またマージンの確保が課題なのかなと。
ボランティアだけでは、成り立たないですからね。
私も「地域」というものを次のステップに考えているので、少しでもお役に立てる様に、情報収集と発信を続けて行きたいなと思います。
《5/18追記》
指導者が学ぶ必要性
今後、部活に関わる方は、指導したい人が多くなると思います。
そこで必要なのが
指導者が学ぶことです。
指導論やマネジメント能力はもちろんですが
指導者が体に関する知識を持っていることが重要と考えています。
を公開しています。
トレーナーになる必要がありませんが、指導スキルの向上の一因にはなるのではないかと
考えています。
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