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下腿三頭筋の肉離れを考える

専門的
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AT阪本
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

今回は、私の勉強メモですので、見なくてもいいかもしれません!笑

今回は、下腿三頭筋の肉離れについて

勉強した内容のメモとして

まとめて参ります。

ちなみに、下腿三頭筋とは「ふくらはぎ」のこと。

実際の損傷程度は治癒の程度を見るには、やっぱりエコーが必要なのかな。

日々の選手対応の中で、復帰の基準を決めるのが難しいなと思っている傷害のひとつ。

今回もハムストリングスの肉離れ同様に

SPTSシリーズ「下肢のスポーツ疾患治療の科学的基礎:筋・腱・骨・骨膜」から学びます。

このシリーズは、日本の賢い先生方が、色んな論文をまとめて本にしてくれたもの。

論文を漁って読まなくても(読むんだけども)わかりやすくまとめてくれていて

「真実と承認されたこと」

「議論の余地があるもの」

「真実と思っていたが実は疑わしい事」

「引用文献の掲載」があり最高に助かるシリーズ。

この本では、ハムストリングス、大腿四頭筋、下腿三頭筋の肉離れについて書かれており

今回は最近腓腹筋の筋腱移行部の肉離れを起こした選手がいたので

下腿三頭筋についてまとめます。

ハムストリングスの記事に関してはこちら↓

下腿三頭筋の肉離れとは

下腿三頭筋の肉離れは再発が多く、選手生命を脅かすスポーツ外傷であるが

再発予防を含めた治療法が十分に確立されていない。

下腿三頭筋肉離れの発生率↓

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こう見ると、あんまり多くないなぁという印象。

やっぱ陸上競技が比較的多いんやなぁ…待てよ!陸上競技って大雑把!種目が多すぎて分からん!笑

筋別、組織別発生数↓

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明らかに内側の損傷、筋腱移行部の損傷が多い。

ちなみに、損傷部位の違いが治療や復帰期間へ与える影響に関する報告はないらしい。

全然違いそうやけど。

と言うより、アライメントや運動エラーによる影響を受けそう。

重症度別発生率

Weishauptら(2001年)が1.5テスラのMRIを使用して腓腹筋肉離れの重症度発生率を分析した結果

腓腹筋の完全断裂が23%、部分断裂が32%、浮腫・出血が45%であったと報告。

Kwakら(2006年)が超音波を使用して分析した結果

完全断裂が32〜37%、部分断裂が63〜68%であったと報告。

診断装置によって重症度が変わってしまう可能性があると。

なんとなく、最近の流れだと超音波なんかなと思ってるけど

MRIの精度が上がってきてるからなんちゃらと書いてある。

対応Drの得意な方になるんかな?

もしくは、病院の施設の問題であれば

どこに行かせるかをトレーナー側も考えなあきません。

ともあれ、部分断裂なのか完全断裂なのかの判断を簡単に現場でしちゃいけないなと思った。

発生メカニズム

ちなみに発生メカニズムには、組織の伸張率をみなアカンやろって事で

バイメカの分野で筋束、筋膜、筋腱移行部、腱などの伸張率に関する研究が進められているそう。

ありがたや。

Magnussonら(2003年)は、足関節背屈自動運動において筋膜と比べて中心腱の伸張率が優位に大きいことを報告。

この辺は、背屈の運動方向によって影響受けそう。

Arampatzisら(2005年)は、伸張率に優位差はなっかたと報告。

DeMonteら(2006年)は、筋束の伸張率が優位に大きいと報告。

Abellanedaら(2009年)は、筋束より腱の伸張率が大きい事を報告。

ばらばらやな。

計算方法が違うとか…今後は計算方法の確立に期待!

肉離れ部位の違いによる、治療・復帰時期への影響は研究が進むといいな。

具体的な、有効な再発予防策までは記載がなかった。

それだけ、皆さん試行錯誤しながらやってるんだろうな。

試すという表現は違うけど、経験していくしかないですね。

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