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スペシャルテスト(整形外科テスト)の感度・特異度について

専門的
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AT阪本
AT阪本

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

今回は専門家向けの内容となります!

今回は、かなり専門的な内容です。

もしかすると、コロナウイルスのPCR検査のニュースで、「陽性率70%」や「偽陽性が出る」などの言葉を聞いたかもしれません。今日はそんな話で、スペシャルテスト(整形外科テスト)の感度、特異度と尤度比の話をしたいと思います。

感度・特異度の見方

まず、そのテストが良いテストと言えるかどうかの判断として

・Valid:妥当である

・Reliable:信頼性がある

・Sensitive:敏感である

・Specific:特異性がある             この4項目があります。


•Valid(妥当性)ー 正しく対象にすべきものを評価しているか
Poor(低い)<50%、Moderate(まあまあ)50-75%、Good(良い)>75%
•Reliable(信頼性)ー どれだけの頻度で同じ効果が得られるかIntrarater(評価者内信頼性)1人の検査者が同じ患者を繰り返し評価した際、どれだけ一貫性のある結果が得られるかInterrater(評価者間信頼性)複数の検査者が同じ患者を繰り返し評価した際、どれだけ一貫性のある結果が得られるか
•Sensitive(感度)ー 実際にその病気を患っている患者を正確に見つけ出す能力(=真陽性率)•Specific(特異度)ー その病気を患っていないと正確に言い当てる能力(=真陰性率)

こう言う図がありますよね

(+)存在するの縦列が感度を表し、(ー)存在しなしの縦列が特異度をあらわす

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感度;真陽性/真陽性+偽陰性=〇〇%

特異度;真陰性/真陰性+偽陽性=〇〇%  

 となり、100に近いほど良い。

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これが理想とのこと

逆に全てが50%となるものは最悪。サイコロを振る様なものと…

感度&特異度の基準

低い <60%、まあまあ 60〜80%、高い >80%

とまぁこんな感じで、テストを見ていくといいです。

今まで「この疾患には、このテスト」と思っていたものも、実は感度も特異度のイマイチの場合が多々ある可能性があるという事。

尤度比とは

次は、尤度比について

・陽性尤度比(+LR)=診断テストが陽性だった場合、その病気であるという確信がどれほど上昇するか。

(=真陽性)感度÷(1-特異度)で求められる

・陰性尤度比(–LR)=診断テストが陰性だった場合、まだその病気かもしれないという可能性がどれだけ下降するか。

(=真陰性)(1-感度)÷特異度で求められる

高い+LRと低い−LRが望ましい
+LR        −LR

>10         <0.1            素晴らしい、ほぼ決定的

5-10         0.1-0.2          まあまあ、そこそこ重要

2-5           0.2-0.5          イマイチ、たまに重要

1-2           0.5-1             微々たる値、重要ではない

オススメ本紹介

感度、特異度、陽性・陰性尤度比が書かれている本も紹介します!

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英語表記ですが、英語が読めなくても、先程のことが理解できていれば、各テストのもつ感度、特異度、尤度比だけでも参考になりますよ!

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